介護保険の利用者負担と支給限度額の計算のしかた

この計算機の考え方を、手順と数値例で説明します。数値は目安です。実際の費用はケアプランと事業所の算定(加算など)で決まるため、最終的な金額は担当のケアマネジャーや事業所にご確認ください。

1. 費用は「単位数 × 1単位の単価」

介護サービスの費用は、サービスごとに定められた単位数を合計し、1単位あたりの単価をかけて求めます。1単位の単価は10円が基本で、地域の人件費の差を反映して最大11.40円まで上乗せされます(単価表)。

2. 単価は「級地」と「サービスの区分」で決まる

3. 区分支給限度基準額

居宅サービス・地域密着型サービスを1か月に利用するとき、保険給付の対象になる上限が、要介護度(要支援度)ごとに単位数で決まっています(一覧)。限度は単位数の合計で管理され、超えた分は保険給付の対象外となり、全額が利用者負担になるのが原則です。

4. 利用者負担は1割・2割・3割

限度額の範囲内の費用のうち、1割・2割・3割のいずれかが利用者負担です(負担割合証に記載の割合)。残りが保険給付になります。

数値例

条件: 要介護3(限度 27,048単位)・3級地・1割負担。①の区分(単価 11.05円)を 9,000単位、③の区分(単価 10.68円)を 12,000単位 使う。

  1. 合計単位 = 9,000 + 12,000 = 21,000単位(限度 27,048単位の範囲内)
  2. 費用 = 9,000 × 11.05 + 12,000 × 10.68 = 227,610円(円未満切り捨て)
  3. 利用者負担(1割)= 22,761円、保険給付 = 204,849円
  4. 限度まで残り 6,048単位

参考: この条件での限度額は、①の単価なら 27,048 × 11.05 = 298,880円 です。

限度を超える場合: 上と同じ条件で、③の区分を 22,000単位 にすると、合計は 31,000単位 で限度を 3,952単位 超えます。超えた分の費用(約 42,633円)は全額自己負担の目安となり、自己負担の合計は 71,811円 になります。

超えた分を各区分にどう割り振るかは、実際にはケアプランや請求の内訳によります。本サイトでは単位数で按分した目安を出しています。

このサイトの計算の前提・できないこと

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